1)カウンセリング・検査
お口の中を拝見し、歯を失った状況やインプラントによるどういった回復(機能的・審美的)を求めていらっしゃるのか患者様に詳しくお聞きいたします。その際にインプラントについてや治療の流れを説明させていただきます。また、治療計画を立てるためにレントゲン撮影や印象採得(歯型とり)などの検査を行います。必要であれば後日骨密度やCTなどの検査を行っていただく場合もあります。
2)治療計画の説明
行った検査のデータをもとに、患者様に治療計画の説明をさせていただきます。インフォームドコンセント(十分な説明と患者様のご理解)を確立したうえで治療開始となります。同時に料金についても説明させていただきます。
3)虫歯や歯周病の治療
インプラント治療前に、周囲の虫歯治療や歯周病の治療を行います。また、インプラントを埋入するための骨の量が不足している場合には、骨の再生治療を行います。
4)CT
CT撮影を行います。断層撮影した画像を最薄0,076mmの幅でスライスすることができますので、根管治療の根管の形状・根尖・破折などの確認や外科的処置、埋伏歯の位置確認などが可能です。
撮影時間は25秒、実行照射時間はパルス照射により11秒ですので照射量は少量に抑えられています。患者様に必要以上のX線照射をすることなく診査・診断することができます。 |
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5)二次手術 歯茎の形成
歯茎の形態を整えます。
FGG.CTG.APFなど
6)インプラントの手術
インプラント手術には1回法と2回法があります。 場合よっては骨再生療法を行うこともあります。安静期間中は必要に応じて仮歯を作製しますので日常生活には支障がありません。アバットメントの装着は上部構造接続のための準備です。
→インプラント手術についてのページ |
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インプラント手術に関しての注意点 |
1.手術日前後日の飲酒は控えてください。
2.睡眠を十分にとり、体を休めてください 。
3.手術前後10日は喫煙も控えてください 。
4.手術後は抗生物質を必ず服用し、十分な睡眠をとってください。 |
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【生体情報モニター】
血液・脈拍・心電図・血中酸素濃度などをもとに、手術中の患者様の状態を管理するものです。
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7)上部構造作製のための印象採得(型とり)
上部構造を作製する為の印象採得やかみ合せをとる作業を行います。
8)アバットメント,上部構造物の試適・チェック
上部構造物の適合、かみ合わせを確認します。
9)上部構造装着
上部構造の仮着を行います。
10)定期健診へ
状態に応じて3ヶ月〜6ヶ月に1回のペースでインプラントを含めたお口全体の健康状態をチェックします。